聖書通読(第452回)- エゼキエル書 第9~10章

エゼキエル書 第9~10章 (旧・新約聖書,pp.1399-1401,日本聖書協会,1974)

第9章
1 斯(かく)て彼大聲に吾耳(わがみゝ)に呼はりて言たまふ邑(まち)を主(つかさ)どる者等(ども)各々剪滅(ほろぼし)の器具(うつは)を手にとりて前(すゝ)み來れと 2 即ち北にむかへる上の門の路(みち)より六人の者おのおの打壊る器具を手にとりて來る其中に一人布の衣を着(き)筆記人(ものかくひと)の墨盂(すみいれ)を腰におぶる者あり彼等來りて銅(あかゞね)の壇の傍(かたはら)に立てり

第10章
18 時にヱホバの榮光(えいくわう)家(みや)の閾(しきみ)より出ゆきてケルビムの上に立ちければ 19 ケルビムすなはちその翼をあげ出ゆきてわが目の前にて地より飛のぼれり輪はその傍にあり而して遂にヱホバの家(いへ)の東の門の入口にいたりて止るイスラエルの神の榮光その上にあり

聖書通読(第451回)- エゼキエル書 第7~8章

エゼキエル書 第7~8章 (旧・新約聖書,pp.1396-1399,日本聖書協会,1974)

第7章
25 滅亡(ほろび)きたれり彼等平安を求むれども得ざるなり

第8章
3 彼手のごとき者を伸(のべ)て吾が頭髮(かみのけ)を執りしかば霊われを地と天の間に曳あげ神の異象の中(うち)に我をヱルサレムに携へゆき北にむかへる内の門の口にいたらしむ其処(そこ)に嫉妬(ねたみ)をおこすところの嫉妬の像たてり 4 彼処(かしこ)にイスラエルの神の榮光あらはる吾が平原(はら)にて見たる異象のごとし

7 斯て彼われを領(ひき)て庭の門にいたりたまふ我見しに其壁に一の穴あり

聖書通読(第450回)- エゼキエル書 第6章

エゼキエル書 第6章 (旧・新約聖書,pp.1394-1396,日本聖書協会,1974)

第6章
1 ヱホバの言(ことば)われに臨みて言ふ 2 人の子よ汝の面(かほ)をイスラエルの山々にむけて預言して言ふべし 3 イスラエルの山よ主ヱホバの言を聴け主ヱホバ山と岡と谷と平原(はら)にむかひて斯いひたまふ視よ我劍(つるぎ)を汝等に遣(おく)り汝らの崇邱(たかきところ)を滅(ほろぼ)す

8 我或者を汝らにのこす即ち劍をのがれて異邦(ことくに)の中(うち)にをる者國々の中にちらさるゝ者是なり

聖書通読(第449回)- エゼキエル書 第4~5章

エゼキエル書 第4~5章 (旧・新約聖書,pp.1392-1394,日本聖書協会,1974)

第4章
1 人の子よ汝磚瓦(かはら)をとりて汝の前に置きその上にヱルサレムの邑(まち)を画(えが)け 2 而して之を取囲み之にむかひて雲梯を建て塁を築き陣営を張り邑の周囲に破城槌(しろくづし)を備へて之を攻めよ 3 汝また鉄の鍋を取り汝と邑の間に置て鉄の石垣となし汝の面(かほ)を之に向よ斯この邑囲まる汝之を囲むべし是すなはちイスラエルの家にあたふる徴(しるし)なり


第5章
13 斯我怒を洩し尽しわが憤を彼らの上にかうむらせて心を安んぜん我わが憤を彼らの上に洩し尽す時は彼ら我ヱホバの熱心をもてかたりたる事をしるに至らん

聖書通読(第448回)- エゼキエル書 第2~3章

エゼキエル書 第2~3章 (旧・新約聖書,pp.1389-1392,日本聖書協会,1974)

第2章
8 人の子よわが汝に言(いふ)ところを聴け汝かの悖逆(もとれ)る族(やから)のごとく悖るなかれ汝の口を開きてわが汝にあたふる者をくらふべし 9 時に我見(われみる)に吾方(わがかた)に伸(のべ)たる手ありて其中(そのうち)に巻物あり 10 彼これをわが前に開けり巻物は裏と表に文字ありて上に嗟嘆(なげき)と悲哀(かなしみ)と憂患(うれひ)とを錄(しる)す

第3章
24 時に霊(みたま)われの中にいりて我を立あがらせ我にかたりていふ往(ゆき)て汝の家にこもれ

聖書通読(第447回)- エゼキエル書 第1章

エゼキエル書 第1章 (旧・新約聖書,pp.1388-1389,日本聖書協会,1974)

 第1章

 4 我見しに視よ烈(はげし)き風大(おほい)なる雲および燃(もゆ)る火の團塊(たま)北より出(いで)きたる又雲の周圍(まはり)に輝光(かゞやき)ありその中よりして火の中(うち)より熱(やけ)たる金族(かね)のごときもの出(い)づ 5 其火の中に四箇(よつ)の生物にて成(なれ)る一箇(ひとつ)の形あり其狀(そのさま)は是(かく)のごとし即ち人の象(かたち)あり 6 各(おのおの)四の面(かほ)あり各四の翼あり

 

 

聖書通読(第446回)- ヱレミヤの哀歌 第4~5章

ヱレミヤの哀歌 第4~5章 (旧・新約聖書,pp.1385-1387,日本聖書協会,1974)

第4章

 21 ウズの地に住むエドムの女(むすめ)よ悦び樂しめ 汝にもまたつひに杯(さかづき)めぐりゆかん なんぢも醉(ゑひ)て裸になるべし 22 シオンの女よ なんぢが愆(とが)の罰はをはれり 重ねてなんぢをとらへゆきたまはじ エドムの女よ なんぢの愆を罰したまはん 汝の罪を露(あら)はしたまはん

 

第5章

21 ヱホバよねがはくは我らをして汝に歸らしめたまへ われら歸るべし 我らの日を新(あらた)にして昔日(むかし)の日のごとくならしめたまへ 22 さりとも汝まつたく我らを棄てたまひしや 痛くわれらを怒りゐたまふや

 

ヱレミヤの哀歌 をはり