聖書通読(第398回)- イザヤ書 第26〜28章

イザヤ書 第26〜28章 (旧・新約聖書,pp.1204-1209,日本聖書協会,1974)

第26章

20. わが民よゆけ なんぢの室(へや)にいり汝のうしろの戸をとぢて忿恚(いきどほり)のすぎゆくまで暫時(しばし)かくるべし 21. 視(み)よヱホバはその處(ところ)をいでて地にすむものの不義をたゞしたまはん 地はその上なる血をあらはにして殺されたるものをまた掩(おほ)はざるべし


第27章

12. その日なんぢらイスラエルの子輩(こら)よ ヱホバは打落したる果(み)をあつむるごとく 大河の流よりエジプトの川にいたるまでなんぢらを一つ一つにあつめたまふべし


第28章

12. 曩(さき)にかれらに言たまひけるは此は安息(やすみ)なり疲困者(つかれたるもの)にやすみをあたへよ此は安慰(なぐさめ)なりと されど彼らは聞ことをせざりき 13. 斯(かゝ)るがゆゑにヱホバの言(ことば)かれらにくだりて 誠命(いましめ)にいましめをくはへ誠命(いましめ)にいましめをくはへ 度(のり)にのりをはえ度にのりをくはへ 此にもすこしく彼(かしこ)にも少しくをしへん 之によりて彼等すゝみてうしろに仆れ そこなはれ わなにかゝりて捕へらるべし