聖書通読(第436回)- ヱレミヤ記 第43章

ヱレミヤ記 第43章 (旧・新約聖書,pp.1354-1355,日本聖書協会,1974)

第43章

1. ヱレミヤ諸(すべて)の民にむかひて其神ヱホバの言(ことば)を盡(ことごと)く宣(の)べその神ヱホバが己を遣(つかは)して言(いは)しめたまへる其諸(そのもろもろ)の言を宣をはりし時 2. ホシャヤの子アザリヤ,カレヤの子ヨハナンおよび驕(たかぶ)る人皆ヱレミヤに語りていひけるは汝はいつはりをいふ我らの神ヱホバはエジプトにゆきて彼処(かしこ)に住む勿(なか)れと汝をつかはして云(いは)せたまはざるなり

8. ヱホバの言タパネスにてヱレミヤに臨みていふ 9. 汝大なる石を手に取りユダの人々の目の前にてこれをタパネスに在るパロの室の入口の旁(ほとり)なるかまどの泥土(つち)の中に蔵(かく)して 10. 彼らにいへ萬軍のヱホバ,イスラエルの神かくいひたまふ視よわれ使者を遣はしてわが僕(しもべ)なるバビロンの王ネブカデネザルを召きその位をこの蔵したる石の上に置しめん彼錦繍(にしき)をその上に敷べし

13. 彼はエジプトの地のベテシメシの偶像を毀(こぼ)ち火をもてエジプト人の諸神(かみがみ)の室(いへ)を焚(やく)べし