第357回 - 詩篇 第73〜75篇

詩篇 第73〜75篇 (旧・新約聖書,pp.1029-1032,日本聖書協会,1974)

第73篇

22. われおろかにて知覚(さとり)なし聖前(みまえ)にありて獸にひとしかりき 23. されど我つねになんぢとともにあり 汝わが右手をたもちたまへり

第74篇

7. かれらはなんぢの聖所に火をかけ名(みな)の居所(すみか)をけがして地におとしたり 8. かれら心のうちにいふ われらことごとく之(これ)をこぼちあらさんと かくて國内なる神のもろもろの會堂をやきつくせり 9. われらの誌(しるし)はみえず預言者も今はなし 斯ていくその時をかふべき われらのうちに知るものなし 10. 神よ敵はいくその時をふるまでそしるや 仇はなんぢの名をとこしへに汚すならんか 11. いかなれば汝その手(みて)みぎの手をひきたまふや ねがはくは手をふところよりいだしてかれらを滅したまへ